2008年01月04日

テクニカル分析の為の実践的チャート利用法

テクニカル分析の種類

テクニカル分析は過去の相場の値動きのパターンから未来の値動きを予測する分析技法です。テクニカル分析にはオシレーター系とトレンドフォロー系という二つの系統があります。

トレンドフォロー系

一定方向に向かう方向感を持った為替相場の動き(トレンド)が存在する時にはトレンドフォロー系分析によるトレンドフォロー(順張り)が機能します。代表的な手法がチャート分析でチャートのパターンから将来の外国為替市場の方向性を予測します。

オシレーター系

テクニカル指標としてRSI(Relative Strength Index=相対力指数)、ボリンジャーバンド(Bollinger Band)、ストキャスティクス(Stochastic)があります。それらの数値を見て為替相場の行き過ぎ(売られすぎか買われすぎか)を判断するのです。相場に方向性が無くボックス相場(レンジ相場)のように為替レートが激しく振動する状況ではオシレーター系による逆張りが効果的でしょう。


為替相場の状態に応じてオシレーター系とトレンドフォロー系のテクニカル分析を正しく使いわけましょう。


テクニカル分析とファンダメンタル分析を組み合わせて予測しよう

相場の未来予測の為の材料は多種多様です。チャートと同じテクニカル分析手法の中にもRSI(Relative Strength Index=相対力指数)やMACD(Moving Average Convergence Divergence Trading Method=移動平均収束拡散法)など非常に多くの種類があります。それらを最適に組み合わせることにより未来予測の精度が向上するのです。テクニカル分析は過去の為替レートの変化を統計的に分析したものですが現実のレートは統計的予測に反する振る舞いをすることもあります。だから為替レートのポイントごとにテクニカル分析とファンダメンタル分析を使い分け最適な予測を導き出しましょう。※ファンダメンタル分析は基本的に中長期的な市場の方向性の予測に使用します。

テクニカル分析の各指標は短期トレードを行う場合に役立ちますが、為替相場は長期的には経済合理性の原則で動きます。これは相場の変動が金利格差、成長率格差等のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に則して推移していくことを意味します。したがって基本的にファンダメンタルズに基づき為替レートが安定している時はテクニカル分析の結果を無視してもかまいません。相場の展開力が非常に強い場合はテクニカル分析の結果とは無関係に為替レートの動きが加速していくからです。本当に強い上昇展開の時にはテクニカル分析は常に買われ過ぎの結果を出しますが、レートはさらに上昇しようとします。逆に、本当に強い下降展開の時にはテクニカル分析は常に売られすぎの結果を出しますが、レートはさらに下降しようとします。このような状況でテクニカル分析を使うと分析を誤る恐れがあります。

テクニカル分析の為の実践的チャート利用法

テクニカルチャートのメリットは過去の為替レートの推移を時系列で把握できるところです。そして、テクニカルチャートのレートの軌跡を辿っていくと「もうそろそろ底を打って反転するな」、「上昇レートも限界だな」ということが読めるようになってきます。例えばレートが下落局面にありレートが大きく振動しそれ以上下がらない場合、今度は一気に上昇局面に転じる可能性が出てきます。そうなれば、底値付近で売りからポジションを建てた投資家は損失を被るので損切りさせる為に買い戻しへと動き、レートの上昇が加速するのです。テクニカルチャートを見る時はチャートが描く曲線の裏にどのようなストーリーが隠されているのかを想像することが大切です。


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