2008年01月01日

FXの投資期間

FXの投資期間

FX取引の具体的なテクニックを学ぶことは勿論必要なのですが、その前提として自分がどのようなスパンで取引に臨みたいのかを把握することが重要です。ここでは大きく長期、短期にわけて、それぞれの特徴を比較します。

長期投資

FXで長期投資を行う場合、日々の取引時間は短期投資に比べ短くなります。反面、ポジションを保有する前の時点で取引通貨国の政治、経済の情勢を把握し、将来の為替レートの推移を予測する必要があります。ただし、為替レートを予測出来るのは長くとも数ヶ月先までです。為替レートに長期的な影響を及ぼすような事象が発生しない限り1年先の状況を予測するのは不可能でしょう。
そこで、外貨の買いポジションを長期で保有しスワップ金利を得る戦略を取ることにします。
現在は円が世界的にも稀な低金利状態にある為、低金利の円を売り高金利の外貨を買うことで、二国間の金利差によるスワップ金利を得る最適な時期なのです(外貨の売りポジションを保有するとスワップ金利を支払わなければなりません)。
ただし、日本円と外貨の金利差よりも為替レートの年間の変動の方がはるかに大きい為、金利差など消えてしまいます。よって、為替レートの長期予測は不可能とみなし、1〜3年のスパンで外貨に投資しスワップ金利を得るという戦略を取ります。

短期投資(デイトレード、スイングトレード)

スイングトレード(短期投資)

スイングトレードは2,3日から一週間、長くても一ヶ月程度のスパンで取引をする方法です。デイトレードと比較すると日々の取引時間は激減しますがスプレッドと手数料の影響はまだ少なくありません。またデイトレードとは異なり、未決済ポジションを翌日に持ち越す「ロールオーバー」を挟む為にスワップポイントが生じます。また外国通貨の買いだけではなく売りから取引を開始することも必要になります。マーケットでは市場参入者の関心の対象が数ヶ月単位で変化し、もっとサイクルが早くなる場合もあります。したがって、為替のトレンドの変化に敏感でいなければなりません。

デイトレード(超短期投資)

デイトレードとは当日中に売買を終了させる売買方法です。この方法では日々、為替レートの変化を常に確認する必要があります。しかし、専門家以外の人がデイトレードを行う場合、常にレートをチェックしていたとしても得られる情報には限度があります。そこでテクニカル分析を使用します。デイトレードを行う為にはテクニカル分析を身に付けることは必須でしょう。
この方法の長所は微小なレートの変動に反応して一日の値幅を超える利益を得る可能性がある点です。短所は微小なレートの変動に惑わされやすくなり、一日の値幅を越える損失を被る可能性があることでしょう。


FXにおける短期投資では取引通貨国の偶発的な事象や経済指標に敏感に反応して取引を行う必要があります。重要なのは「瞬時にレートの推移を予測する」ことです。そして予測が外れた場合に、損切りを徹底して損失を最小限に抑えることも大切になってきます。特にデイトレードでは取引回数が増える為、手数料が安いか無料のFX会社を選ぶ必要があります。


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2007年12月31日

OCOとIFDとIFO

多様な注文方法

指値注文(リミットオーダー)

指値とはリミットのことで投資家が指定した為替レートで売買を行うことをいいます。「ドルがこの値まで上がったら売却して利益を確定させたい」「ドルがこの値まで安くなってから購入したい」など希望の為替レートを前もって指定して実際にそのレートになったら自動的に売買するようにFX会社に注文を出すことが指値注文です。

※指値注文(リミットオーダー)は「あと少し高くなったら」「あと少し安くなったら」という仮定に基づく注文なのでBidレート(投資家が外貨を売却する時のレート)とAskレート(投資家が外貨を購入する時のレート)の間のレートでは指値注文は不可能です。
売りの指値注文を出す時はAskレート(オファーレート)以上の、買いの指値注文を出す時はBid以下の為替レートを指定しなければなりません。

逆指値注文(ストップロスオーダー)

FX業者によるロスカットルールは最悪のシナリオを回避する為のシステムですがそれ以前の段階でリスクを軽減する方法がストップロスオーダー(ロスカットオーダー)で「逆指値注文」とも呼びます。あるポジションを持っていて為替レートが自分の不利な方向に変化してきてあらかじめ指定したレートを超えた時点でそれ以上の損失を回避する為に成行の売り注文・買い注文を出しポジションを決済する方法です。

成行注文(Market Order,Price Order)

成行注文(Market Order,Price Order)とは為替レートを指定せずにマーケットで取引されている成り行きの為替レートで売買することを意味します。売買を速やかにかつ確実に行いたい場合に使用されます。注文は確実に行われるのですがその瞬間の為替レートの揺れが大きかった場合や出来高が少ない場合など予想外の為替レートで約定してしまい思わぬ損害を被ることもありますが、FX会社の中には注文した時点から数秒間為替レートを固定してくれたり、為替レートは固定せずにレートの変動が許容ラインを超えた場合に注文がキャンセルされることろもあります。

FX(外国為替証拠金取引)特有のOCO、IFD、 IFO

以上に述べたものは他の投資商品にも存在する注文方法ですが、FXには特有のOCO、IFD、 IFOといった注文方法があり、これらを効果的に活用することがFXで確実に利益を得るための基本中の基本です。

OCO(One Cancels the Other)

例えば1ドル100円でドル買いホジションを保有中に、その後1ドル105円になれば利益確定の売り、1ドル95円になれば損失確定(損切り)の売りを行うとします。この場合、指値(リミット)を1ドル105円に指定して逆指値注文(ストップロスオーダー)を1ドル95円に指定することになります。この注文を出しておけば後はFX会社が自動的に決済してくれるので非常に楽です。
One Cancels the Otherは一方の注文が確定すると他方がキャンセルされるという意味です。逆指値(ストップロスオーダー)が成立すると指値(リミット)が、指値(リミット)が成立すると逆指値(ストップロスオーダー)がキャンセルされます。決済注文と新規注文の両方で選択可能です。

IFD=If Done(イフダン)

もし(If)一番目の指値注文(リミット)が成立したら(Done)二番目の指値注文が出されるという注文方法です。新規注文でのみ選択可能です。
例えば現在1ドル100円だとして今後1ドル95円まで下がったら買って1ドル107円になったら売ろうと決めていたとします。IFD(イフダン)で注文しておけばもし(If)1ドル95円になれば(Done)自動的にFX会社が買ってくれて、後に1ドル107円になれば自動的にFX会社が売ってくれます。IFD(イフダン)注文を使うことにより一度で買いと売りの注文を行うことが可能なので省力化され利益確定がスムーズになります。売り時を逃さない方法と言えるでしょう。

IFO(If Done+One Cancels the Other order)

IFO(If Done+One Cancels the Other order)はIFDとOCOを組み合わせた注文方法です。新規注文でのみ選択可能です。
IFOはもし(If)新規注文が成立したら(Done)、利益確定の為の指値注文(リミットオーダー)、または損失確定の為の逆指値注文(ストップロスオーダー)のいずれかを全て一度に出せる注文方法です。前半がIFDで後半がOCOです。
例えば1ドル110円の時点で「1ドル105円まで下がったら買って、その後1ドル115円になったら利益確定の為の指値注文(リミットオーダー)を出し、1ドル100円になったら損失確定の為の逆指値注文(ストップロスオーダー)を出そう」と考えている場合に利用できる注文方法です。
IFOで注文を出せばFX会社が自動的に1ドル105円になればドルを買ってくれて1ドル115円か100円になればドルを売ってくれます。取引が非常に省力化されます。


OCO、IFD、 IFOはFX会社が自動的に行ってくれるので寝る前、あるいは出勤前に注文を出しておけば例えばサラリーマンならば勤務中に注文が成立して帰宅後にまた次の戦略を立てることが可能です。FXは24時間注文可能なので為替レートが飛ぶ確率はかなり低いはずです。この点も、FXのメリットと言えるでしょう。

スリッページ(Slippage)

スリッページ(Slippage)とは指値注文(リミットオーダー)や逆指値注文(ストップロスオーダー)で設定した値段と約定した値段との乖離のことです。これは為替レートが急激に変化している際に起きる現象で、逆指値注文(ストップロスオーダー)が入った時には既に為替レートは下落している為、設定値より低い値段で損失が確定されてしまうのです。スリッページは逆指値注文が成立する際に発生しやすいと言われています。また、週末から週明け、年末から年始、重要指標発表前から発表後、テロや地域紛争、天変地異、取引時間を過ぎて為替レートが急激に動いた場合等、にもスリッページは発生する可能性があります。スリッページはどのFX会社でも起こり得るものですが、不利なレートで頻繁に発生するようでは取引会社の変更を考えた方が賢明でしょう。


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2007年12月30日

利益確定のタイミング

利益確定のタイミング


ラウンドナンバー(round number)は避けるべき

roundoff、rounding(丸め)は数を一定の規則に従い近似値で表すことで、ラウンドナンバー(round number)は端数の無いキリの良い数字のことです。FXにおいては「1ドル100円」「1ドル90円」というように最後の「0」がつく為替レートを意味します。
ラウンドナンバーでの注文を避けるべきなのは投資家の誰もがそのレートで注文を出したいと思うからです。1ドル102円の時にドルを購入し、現在のレートが1ドル105円だとします。利益確定の為の売り注文をいくらで出すのが最適でしょうか?大多数の人が思いつくのは110円でしょう。つまり、1ドル110円で売り注文が集中し、売りに押され110円まで届かず為替レートが反転してしまうことが考えられるのです。

ラウンドナンバー(round number)の少し下で売り注文を出そう

為替取引は人の心理が大きく関与しています。多数の投資家が売り注文を出そうと考えるラウンドナンバーに達する直前に売り注文を出せば順調に利益確定の為の売り注文が完了するものなのです。また「この勢いならあと少し上がるだろう」と売り注文の決断がなかなかつかない状態で為替レートが反転してしまいタイミングを逸してしまう場合があります。100%ではなくあえて80%を選ぶ冷静な心理がトータルでの利益を大きくするのです。


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FXで勝利する為の鉄則

素早い損切りが大切

レバレッジの倍率を高め短期トレードに集中する場合、相場の読みが外れ損失が生じた時「いずれ為替レートは反転するだろう」と楽観してはいけません。もちろん相場が反転する可能性はありますが反転しない恐れもあります。このような状況では損失が拡大しないうちに早めに保有しているポジョンを決済し取引を終了して(手仕舞って)損失を確定した方が賢明です。

自分のロスカットルールを決める

ロスカットルールとは評価損が発生し一定の証拠金維持率(ロスカットライン)を下回った際にFX取引会社が強制的に反対売買を行いポジションを全て決済し損失を確定させることにより多額の損失を未然に防ぐために設置されるルールのことです。
それとは別に自分のロスカットルールを作ることをお勧めします。

勿論、FX取引会社のシステムにもストップロスオーダー(損切り注文)やマージンコール(追証)という証拠金(保証金)を上回る損失が発生しない為の機能が備わっています。
しかしマージンコールがかかるほど損失が拡大する前に、例えば評価損が証拠金の20%を超えたら手仕舞うといった自分のロスカットルールを設定しておくことが大切です。

ストップロスオーダーとロスカット

FX会社が強制的に手仕舞うロスカット

円高ドル安が進むと予測し購入したドルが下落した場合、手仕舞った時点で多額の損失が発生し証拠金を上回る可能性があります。そこで証拠金から損失額を引いた金額が一定の割合を下回った時にFX会社が強制的に全てのポジョンを決済してしまうルールをロスカットと呼びます。

自分で手仕舞うストップロスオーダー(ロスカットオーダー、逆指値注文)

ストップロスオーダーは相場が自ら設定した不利な値段(買値より低い値段)になったら手仕舞うという損失を最小限に抑えるための注文方法で逆指値注文とも呼びます。


FXで勝利する為の鉄則は「負ける時でも損失を最小限に抑える事」

為替レートが予測と反した動きをして損失を被った時、「このままでは引くに引けない」、「あと少し待てば反転する」といったことは考えるべきではありません。「負ける時でも損失を最小限に抑える事」これがFXで勝利する為の鉄則と考え、損切りの徹底を忘れないようにしましょう。


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損失を最小に利益を最大に

損失を最小に利益を最大に


利益を最大に


為替レートが上下に細かく振動する状況で利益を大きくすることは非常に困難です。このような為替レートの状態では細かい売買を積み重ね少しずつ確実に利益を上げていく以外ありません。

為替レートに大きなトレンドが出現する時は、その前提として大きな事象が存在します。

重要な順に事象を並べてみると

米国財務省による通貨政策の変更

為替レートが中長期トレンドを形成する上で最重要の事象が米国通貨当局の通貨政策の変更です。

米国の景気動向

様々な経済指標の発表によって為替レートは動きます。世界経済に大きな影響力を持つ基軸通貨国、米国の景気動向からは目が離せません。

ユーロ圏や日本の通貨政策の変更

地域紛争の勃発やテロの脅威、金融恐慌等の偶発的要因

地域紛争の勃発やテロの脅威、金融恐慌等、特定地域の経済的、政治的、軍事的な緊張が世界経済全体の不安定要因になります。

内外金利差

内外金利差とは外国通貨と日本円の金利差のことです。資金は金利が僅かでも高い方へと移動する為、為替変動の要因となります。ただし、単純に金利の高い通貨が購入されるのではなく今後金利が上がると予測される通貨が上昇し、金利が下がると予測される通貨が下落する傾向があります。


これらのサインが出た時にその国の通貨に投資し状況の推移を見守る。そのようにして利益を最大にすることが可能になってきます。


損失を最小に

最も大事なことはレバレッジの倍率を必要以上に高めないことです。相場のトレンドを把握する為にはある程度の日数、そのポジションを保有し続ける必要があります。それを考慮すると微小な相場の変動で追証(マージンコール)が発生するようなレバレッジの倍率を選択すべきではありません。レバレッジの倍率は1〜3倍にとどめて投資すること。

また自分の予測が外れたことがわかったらすぐに損切り(ストップロス)することです。損失が生じた場合、追証(マージンコール)が発生するまで待つのではなく、その前の段階でポジションを手仕舞って損失を限定させるのです。とりわけ短期トレードでは損切りを確実に行うことが大切です。そして損失を最小に抑えたら、リベンジのチャンスが来るのを待ちましょう。


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2007年12月29日

FX取引の手仕舞い(クローズ=決済)

FX取引の手仕舞い(クローズ=決済)

手仕舞いとは売却した通貨は買い戻し、購入した通貨は売却することで保有しているポジションを決済し取引を終了させることです。手仕舞いには二種類あります。一つが損失確定のための手仕舞い、もう一つが利益確定のための手仕舞いです。

利益確定のための手仕舞い

利益確定のための手仕舞いの手法には様々なものがありますが初心者のうちは時間をかけて着実に習得していけば十分でしょう。たとえミスを犯してもそれによって取り返しのつかない巨額の損失を被ることはないのである程度FX取引に慣れてから取り組めば良いでしょう。

損切り(ストップロス=損失確定のための手仕舞い)

利益確定のための手仕舞いと違い損失確定のための手仕舞いのミスはは貴重な資産を失うリスクが高いので細心の注意が必要です。そのための便利な注文方法が「逆指値」です。指値と同じで値段を指定して取引を行う注文方法です。自分の予測と反対の方向に為替レートが動き損失が一定の値(自分で設定します)に達する為替レートになったら自動的にポジションが決済されロスを限定するよう前もって入れておく注文の事です。

指値は現在より安い値段で買い注文を出し、現在より高い値段で売り注文を出します。要するに現在より好条件の場合に取引を行います。
それに対し逆指値は現在より高い値段で買い注文を出し、現在より安い値段で売り注文を出します。要するに現在より悪い条件の場合に取引を行います。なぜ現在より悪い条件の場合に取引を行うのでしょうか?それはロスを限定させるためです。
為替レートは常に自分の予測通り動くとは限りません。予測が外れた場合の損失を限定させるために逆指値を使います。

損切り(ストップロス)の為の逆指値注文は常時入れる習慣にしよう

為替レートが予測通り推移した状態が取引の前提です。ゆえに、予測が外れた場合は前提が崩れたわけですからいずれ手仕舞う必要があります。その場合、前もって「為替レートがこの値になったら損切りしよう」と決めていても実際のその場面になると「あと少し待てば反転するかもしれない」などと甘い期待を抱き決断出来ないことが少なくありません。そのような事態を回避するためにも前もって損切り(ストップロス)の為の逆指値注文を入れておくことをお勧めします。


FXで勝利する為には損失を最小限に抑えることが必要です。常に利益確定して手仕舞うのが理想的ですが現実はそうはいきません。いかに上手く損切り(ストップロス=損失確定のための手仕舞い)を行うかで総合で勝利できるかどうかが決まります。


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FXにおけるファンダメンタル分析

FXにおけるファンダメンタル分析

ファンダメンタルとは経済の基礎的諸条件のことです。為替レートは経済、政治の動向に影響されて動くのでその国の雇用統計数値、GDP(Gross Domestic Product=国内総生産)成長率、物価動向、インフレ率、人口動態、国際収支等を元にその国の経済状態を総合的に分析して将来の為替レートの動向を予測する分析手法がファンダメンタル分析です。

株式投資においては各企業の経済状況、需給関係、業績等から企業の将来性まで見据えて株価の推移を予測するのがファンダメンタル分析になります。

FXにおけるファンダメンタル分析は取り扱い通貨国のうち相対的に弱いファンダメンタルの国の通貨を売却し、強いファンダメンタルの国の通貨を購入します。

ファンダメンタル分析だけで為替レートを予測するのは困難

為替レートの動きは時としてファンダメンタル分析の結果とは逆の傾向を示します。例えば1995年の4月19日に1ドル=79円95銭の歴史的円高値を記録しましたが日本の経済状況は金融不安が高まり平成バブル崩壊の厳しい環境下にありました。このような現象はファンダメンタル分析では予測不可能です。

そこで市場参入者がどのような項目に注目しているのか、今何を売りたいと思ってるのか、あるいは買いたいと思っているのかを観察し為替市場の方向性を把握する必要があります。またテクニカル分析も併用して売られすぎ、買われすぎを判別するように、各種の分析方法を組み合わせて為替市場のトレンドを予測していきます。


複数の分析方法を臨機応変に組み合わせることにより予測の精度が向上していくのです。


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2007年12月28日

テクニカル分析の種類

テクニカル分析の種類

テクニカル分析は過去の相場の値動きのパターンから未来の値動きを予測する分析技法です。テクニカル分析にはオシレーター系とトレンドフォロー系という二つの系統があります。

トレンドフォロー系

一定方向に向かう方向感を持った為替相場の動き(トレンド)が存在する時にはトレンドフォロー系分析によるトレンドフォロー(順張り)が機能します。代表的な手法がチャート分析でチャートのパターンから将来の外国為替市場の方向性を予測します。

オシレーター系

テクニカル指標としてRSI(Relative Strength Index=相対力指数)、ボリンジャーバンド(Bollinger Band)、ストキャスティクス(Stochastic)があります。それらの数値を見て為替相場の行き過ぎ(売られすぎか買われすぎか)を判断するのです。相場に方向性が無くボックス相場(レンジ相場)のように為替レートが激しく振動する状況ではオシレーター系による逆張りが効果的でしょう。


為替相場の状態に応じてオシレーター系とトレンドフォロー系のテクニカル分析を正しく使いわけましょう。


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チャートは頼りになる羅針盤

チャートは頼りになる羅針盤


トレンドに従う順張り(トレンドフォロー)が為替相場攻略の基本

トレンドは相場が下降基調にあるのか上昇基調にあるのかを表しています。トレンドに従い同じ方向でポジションを構築する順張り(トレンドフォロー)が為替相場攻略の基本です。そしてトレンドの把握に必要不可欠なのがチャートです。

チャートの見方

抵抗線と支持線

チャートでまず注目すべきは抵抗線と支持線です。為替レートの波の下に引いた平行線が支持線、波の上に引いた平行線が抵抗線です。つまりそこが天井と底なのでその近辺で折り返す可能性が高いと認識しておきます。

トレンドライン

為替レートの波が大局的に見て上向きの上昇トレンドであれば下部の谷と谷(安値と安値)を線で結びそのまま上まで伸ばしたもの、下向きの下降トレンドであれば上部の山と山(高値と高値)を線で結びそのまま下まで伸ばしたもの、それをトレンドラインと呼びます。為替レートの大局的な方向性を把握するのに効果的です。

移動平均線(Moving Average)

トレンドは移動平均線によっても分析可能です。移動平均は最終日から算定期間の終値を全て加算した和を日数で割った商です。それを毎日計算し折れ線グラフにしたものが移動平均線です。このようなタイプを単純移動平均と呼び、その他に直近の値動きに加重をかけた加重移動平均(Weighted Moving Average)もあります。移動

移動平均線の見方のポイント

移動平均線と為替レートの位置関係
現在の為替レートの値が移動平均線の下にあるか上にあるかで局面を判断します。移動平均線が上向きでかつローソク足が移動平均線より上に位置していれば為替レートが上昇基調にあり、移動平均線が下向きでかつローソク足が移動平均線より下に位置していれば為替レートが下降基調にあると見なします。

移動平均線と為替レートとの乖離

為替レートが移動平均線から大きく乖離すると市場参入者が「売られすぎ」「買われすぎ」という認識を抱き平均に近づこうとする力が高くなります。その結果為替レートが反転する可能性が高まります。


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為替の値動きを予測する

為替の値動きを予測する
為替相場は長期的には経済合理性の原則で動きます。これは相場の変動が金利格差、成長率格差等のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に則して推移していくことを意味します。


為替レートの長期的トレンドは二国間の経済格差に影響される

為替の変動を予測する基本は二国間の経済格差の比較です。そこから生じる様々な経済現象の変化(貿易経常収支、金利格差、資本収支等)の変化にも注意が必要です。為替レートの長期的トレンドは二国間の経済格差に影響されます。経済活動のより盛んな国の株価が上昇し金利が高水準で推移し通貨への需要が高まるのです。

為替レートの長期的トレンドは米国の通貨政策に影響される

為替レートが長期トレンドを描く上で最も重要な要因は基軸通貨国である米国の通貨政策の変化です。米国の通貨政策を司る財務長官のドル高政策推進を示唆する発言(ルービン財務長官の有名な発言「強いドルは国益」等)が外国為替市場のドル買いを誘います。それらの情報に敏感に反応し意味を把握することが重要です。


為替レートの推移はある程度まで予測可能

二国間の経済格差、米国通貨当局(米国財務省)の通貨政策を分析すれば為替レートの推移をある程度まで予測可能です。


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2007年12月27日

チャートを活用して未来の値動きを予測

チャートを活用して未来の値動きを予測

FXで成功する為にはその時々の為替レートが下降しているのか上昇しているのかのトレンドを把握することが重要です。トレンドを分析する為のツールの代表選手がチャートです。チャートのタイプは数十種類あり初めてFX取引を行う人は選択に迷ってしまうと思います。そこでテクニカル分析(統計的分析)の代表である「ローソク足チャート」を例に取りその基本と利用法を説明します。チャートは過去の為替レートの動きを時系列で示しそのパターンによって未来の推移を予測します。

ローソク足チャートは期間で分割して様々なタイプに分けられます。一日の値動きを表す「日足」、1週間は「週足」、1ヶ月は「月足」、1年は「年足」です。これらは中長期トレード(キャリートレード)で使うと効果的です。

タイムスパンをさらに短くした「1分足」「5分足」「15分足」「30分足」「60分足」も使用されます。これらは短期トレード(デイトレードやスウィングトレード)で使うと効果的です。

ローソク足チャートの見方

ローソク足チャートは陽線と陰線に大別されます。

陽線
上昇して取引が終了した場合で上昇傾向を意味します。
始値より終値が高く一般的に赤か白で表現されます。
長方形の箱で上に「上ヒゲ」下に「下ヒゲ」があります。その間の長方形が「実体(胴体)」です。「下ヒゲ」の上の部分が始値で下の部分が安値です。「上ヒゲ」の上の部分が高値で下の部分が終値です。

陰線
下降して取引が終了した場合で下降傾向を意味します。
始値より終値が低く一般的に青か黒で表現されます。
長方形の箱で上に「上ヒゲ」下に「下ヒゲ」があります。その間の長方形が「実体(胴体)」です。「上ヒゲ」の下の部分が始値で上の部分が高値です。「下ヒゲ」の下の部分が安値で上の部分が終値です。

ローソク足には様々なパターンがありますが初心者の段階ではローソク足の実体やヒゲの長さ、出現したのが底値圏か高値圏かなど基本的な部分を把握しましょう。実際の取引ではトレンドの流れの中で分析していく必要があるので少しずつパターンをマスターしていけば良いでしょう。

テクニカル分析とファンダメンタル分析を組み合わせて予測しよう

相場の未来予測の為の材料は多種多様です。チャートと同じテクニカル分析手法の中にもRSI(Relative Strength Index=相対力指数)やMACD(Moving Average Convergence Divergence Trading Method=移動平均収束拡散法)など非常に多くの種類があります。それらを最適に組み合わせることにより未来予測の精度が向上するのです。テクニカル分析は過去の為替レートの変化を統計的に分析したものですが現実のレートは統計的予測に反する振る舞いをすることもあります。だから為替レートのポイントごとにテクニカル分析とファンダメンタル分析を使い分け最適な予測を導き出しましょう。※ファンダメンタル分析は基本的に中長期的な市場の方向性の予測に使用します。


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通貨売買のタイミング

通貨売買のタイミング

FX取引で為替レートの変化を把握し様々な通貨を売買する時には売買のタイミングを常に計算する必要があります。

短期売買

売買タイミングは短期売買を行う時に最も重要になってきます。しかしその判断は非常に難しいというのが現実です。円安ドル高を予測しドルを購入したらその後値下がりしてしまったということは珍しくないことなのです。短期売買の場合は外国為替取引に参入している投資家の通貨間の需給バランスを前提にします。需給バランスは売れば値段が下降し、買えば値段が上昇するといった売買の力関係です。この前提下では投資家の市場心理が予期せぬ為替レートの変化を起こします。その為には外国為替取引に参入している投資家が今何に注目しているのか、常に情報を分析し続ける以外方法はありません。

長期売買

長期売買を行うのなら特にタイミングを計算する必要はありません。高いスワップ金利を得られる通貨を購入し保有していれば良いのです。タイミングの計算が難しいという方はこの方法を選択するのが安全でしょう。また毎月一定額の円で外貨をで買い付けていく方法もあります。この方法では円高ドル安の時には沢山の量を購入でき、円安ドル高の時には少量しか購入できない為、これを長期的に継続した場合円安ドル高の状態で購入する外貨の比率が少なくなりドルの平均購入単価が引き下げられるというドルコスト平均効果を期待できます。


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短期売買と長期売買の差異

短期売買と長期売買の差異

FXは短期売買、長期売買どちらにも対応出来る機動的な金融商品です。しかし、短期売買と長期売買でも取引の手法が大きく異なります。

短期売買

短期売買は相場を常に監視している必要があります。レバレッジの倍率を大きくすれば為替レートの微小な変化で大きな利益が得られ円高円安局面に外貨の売りからでも取引を開始できます。為替レートの小さな波に合わせて外貨の売買を繰り返して利益を積み重ねていくことが可能なのです。しかし、この方法では常時市場を監視する必要があります。そして様々な情報に対する為替レートの反応を見極めて売買を行わなければなりません。常時市場を監視可能な人に適した取引手法と言えます。※もし忙しい方で、新規注文してから決済注文を出すまでを一日の内に済ませる売買方法のデイトレードをしてみたい場合は外国為替市場で取引が活発になる英国と米国の市場が重なる日本時間の18時から24時までの時間帯に絞る方法もあります。その間の数時間でトレードを行い就寝前に全ての取引をクローズ(決済)してしまうのです。

長期売買

基本的に売買回数が少ないため忙しい人でも取り組みやすいと思います。ただ取引手法には注意すべきです。まずレバレッジの値を1〜2倍程度に抑え、「高金利通貨の購入、低金利通貨の売却」によるスワップ金利の蓄積を基本戦略に据えましょう。「高金利通貨の売却、低金利通貨の購入」はスワップ金利を支払わなければならないので避けるべきです。この方法なら忙しい方でも安心して参加できるでしょう。


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2007年12月25日

FX売買の基本法則

FX売買の基本法則

FXは円安ドル高だけでなく円高ドル安に向かう状況でも利益を得られます。これは「安く買って→高く売る」の順序を「安く買う←高く売って」に変えただけで基本的には同じです。「高く売って→安く買って→高く売る」というふうにループしてるのです。

話を簡単にするため為替レートが1ドル90円と1ドル100円の間を上下し続けるというありえない前提をおきます。

例えば元金30万円で3倍のレバレッジをかけて(30万円×3=90万円相当の取引が可能)FX取引を始めて→A;

A:円高ドル安が進行しもうそろそろ円高ドル安もピークで相場の流れが反転するだろうと今後の円安ドル高を予測し1ドル90円の段階で90円×1万ドル=90万円を売却し1万ドル購入します(安く買う);→B;

B:予測が当たり円安ドル高が進行しもうそろそろ円安ドル高もピークで相場の流れが反転するだろうと今後の円高ドル安を予測し1ドル100円の段階で1万ドルを売却し(高く売る)100円×1万ドル=100万円を購入します。すると1万ドルに対し100万円−90万円=10万円の為替差益が得られます;→C;

C:予測が当たり円高ドル安が進行しもうそろそろ円高ドル安もピークで相場の流れが反転するだろうと今後の円安ドル高を予測し1ドル90円の段階で90円×1万ドル=90万円を売却し1万ドルを買い戻します(安く買う)。すると1万ドルに対し100万円−90万円=10万円の為替差益が得られます;→B;

A:やC:からから始まるように見えるかB:から始まるように見えるかの違いで実際には同じことです。

B:外貨を売った場合の注意点

高金利通貨を売却して低金利通貨を購入した場合はスワップ金利を支払わなければなりません。現在のように海外金利と比較して日本の金利が低い状況では外貨の売りはコストが高くついてしまいます。このスワップ金利は証拠金(保証金)から支払われる場合もあるので取引期間が長期化するほど証拠金が減少してしまいます。外貨の売りから始めた取引期間は極力短縮すべきです。


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通貨選択の基本戦略

スワップ金利(利子)の高い通貨を購入するのが基本

FX投資の基本は「スワップ金利(利子)で利益を得る」ということです。なので高金利通貨を選択するのが基本スタンスです。現在、高金利の国は金利の高い順に並べると

[ニュージーランド>オーストラリア]>英国>[米国>ユーロ]
※[]内がお勧めです。

となります。現在では円が非常に低金利なので原則的に円の売却、外貨の購入が有利です。

高金利通貨でも主要国のものなら国家破綻の心配は無い

一般的にカントリーリスク(経済、政治等の状況の悪化によりその国の通貨価値が急激に下がる危険性)が高い国の通貨ほど高金利になる傾向があります。その国への投資リスクが高い場合、高金利にしないとお金が入ってこないからです。しかし主要国であるニュージーランドとオーストラリアは政情も安定傾向にあり米国ほどではありませんが情報量も多いのでリスクをそれほど心配する必要はないでしょう。それでも心配なら通貨分散投資でリスクを最小にしましょう。


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通貨の分散投資→リスク分散?

複数通貨への分散投資は為替変動リスクの分散に繋がるのか

スワップ金利目的で高金利通貨に投資する場合

同系統の若干低金利の通貨に分散する必要は無いでしょう。NZドルや豪ドルのように信用のある通貨なら単独で投資してもリスクはそれ程高くならないでしょう。※NZドル+豪ドルのように似たような為替レートの値動きをする通貨の組み合わせはリスク分散にならないので注意しましょう。

知り尽くしている通過への集中投資が最適

いくら通貨分散しても情報が少なく為替レートの値動きの予測が困難な通貨に分散投資してしまってはかえってリスクの増大につながります。自分が知り尽くしている通過に集中投資した方がむしろリスクは下がるでしょう。最も馴染みの深い米ドルなら景気動向や経済指標等の情報量も多く、過去の為替レートの動きから円高から円安に転じるタイミング、相場の動きが活性化するタイミングを予測できるでしょう。取り扱い通貨国の景気動向や経済指標等に常に目を光らせて短期予測の精度を高めるように心がけましょう。


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投資する通貨の選択

取引量の多い基軸通貨2種


米ドル(USD)

言わずとも知れた世界の基軸通貨です。「有事のドル買い」と言われ有事の時に買われるのは米国が軍需産業に強い事に起因する為、テロや戦争の際には注意が必要です。取引量が多いため情報も沢山入手可能なのでFXを始める際は米ドル/円という通過ペアを選択するのが妥当でしょう。

ユーロ

1999年1月1日に導入された欧州単一通貨で「第二の基軸通貨」と呼ばれています。米ドルに次ぐ取引量がありドルが売却された際に購入される傾向があります。

※取引量が多い通貨を選択する利点はと情報量の多さと為替レートの安定性です。また取引利用が多いと売りたい時に売れ、買いたい時に買えるメリットがあります。取引量が少ない通貨の場合は為替レートが不安定で、売りたい時に買い手が存在せず、買いたい時に売り手が存在しないというデメリットがあります。取引の量が取引の質を変えてしまうということに十分注意を払うべきでしょう。


高金利通貨2種

ニュージーランドル=NZドル(通貨記号はNZD)
今一番有名な高金利通貨ではないでしょうか。ニュージーランドは主な資源が農作物で天候に左右されやすく農作物の商品市況状況が為替変動の要因となるケースが多いです。経常収支、貿易収支が慢性的な赤字であるということは注意しておくべく点だと思います。

豪ドル=オーストラリアドル(AUD)

NZドルに並ぶ高金利通貨です。オーストラリアは資源大国でかつ財政的にも政治的にも安定しています。原油高にも強く、原油高により豪ドル上昇、米ドル下降といった局面がしばし見られます。

※NZドル、豪ドルよりさらに高いスワップ金利を得られる通貨もありますがマーケットでの取引量も非常に少なく為替レートも不安定です。NZドルと豪ドルは高金利でかつある程高い流通量を保っているので高いスワップ金利を得る為ならNZドルと豪ドルを選択すれば十分でしょう。

基本的にこの4種類の通貨を押さえておけば十分です。FX取引に慣れてある程度結果が出てきたら他の通貨にもチャレンジするのが安全だと思います。


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2007年12月24日

適切なレバレッジの値

レバレッジ1〜3倍が適当

今やレバレッジ400倍のFX会社も珍しくありません。しかしそこまでレバレッジを高くすると為替レートの微小な変動が巨大な損失を生みすぐに追証(マージンコール)や強制決済が発生してしまいます。だから最も妥当なレバレッジの値は1〜3でしょう。レバレッジ1倍は外貨預金と同じ値で極端な数値ですがFXは手数料が安くスワップ金利も高いため外貨預金よりも高い利益率での資金運用を行うことが可能です。

追証(マージンコール)と強制決済(マージンカット)の回避

一般的に追証が発生するのは損失額が証拠金(保証金)に対し50%を切った場合です。1ドル100円で1万ドル購入する場合、100円×1万=100万円売却することになります。レバレッジの値を4倍にすると証拠金(保証金)として100万/4=25万円をFX会社に預託することになります。証拠金(保証金)に対する50%なので損失額のリミットは25万円×0.5=12万5千円。1ドル100円で購入したわけですから1万ドルの評価額は100万円です。これが100万−12万五千円=87万5千円まで減少した時点で追証(マージンコール)が発生します。これは87万5千円÷1万ドル=1ドル87円50銭です。1ドル87円50銭まで円高ドル安になる確率は非常に低いと考えられます。つまりレバレッジが低いと必要証拠金額が高くなる分追証(マージンコール)や強制決済(マージンカット)が発生する損失額も高くなります。レバレッジが高いと必要証拠金が低くなる分追証(マージンコール)や強制決済(マージンカット)が発生する損失額も低くなります。※強制決済(マージンカット)は損失額が証拠金の80%を超えた時点で発生することが多いようです。


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リスクヘッジを徹底して深追いしない

FXのメリットの一つに外貨預金のように円安・ドル高のみでなく、円高・ドル安でも利益を得られることがあります。これは外国債権や外貨預金は外貨の買いからでしか取引を開始できませんが、FXは外貨の売りから取引がを開始することも可能だからです。1ドル100円の時に今後の円高・ドル安を予測し1万ドルを売却し(1万×100円=100万円を購入)、予測が当たり1ドル90円の円高・ドル安になったら1万ドルを買い戻し(90円×1万=90万円を売却)、その差額10万円の利益が得られるのです。さらにレバレッジの値を増やせば外貨預金の何倍もの利益を得られるのです。ただしこれは予測が当たった場合です。今後の円安ドル高を予測し円を売却しドルを購入したのに反対に円高ドル安が進行したら為替差損が生じてしまいます。レバレッジの値が大きかった場合、損失額が増大するリスクがあります。

FXの長期予測不能性,短期予測可能性

相場の変動を予測することは至難の業です。しかし長期的な予測は不可能でも短期的な予測は可能です。短いスパンで予測し機動的に売買し予測が外れたら深追いせずに早期に売り決済を行い損失を最小限に抑えて次のチャンスを待つようにしましょう。


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取引可能な通貨の数

円と米ドルの組み合わせが最も多い

外貨建て金融商品の取引通貨ペアは円と世界の基軸通貨である米ドルとの組み合わせが最も多く全てのFX会社が扱っています。米国の経済や政治の情報量が多く他の通貨より値動きを予測しやすくFXを始めるらまず円/ドルの組み合わせを選択すべきでしょう。米ドルは長い間「有事のドル買い」と呼ばれた安全通貨だったのですが2001年9月11日のNY世界同時多発テロ以降米ドルだけに依存するより通貨分散した方が安全という流れが生まれて「有事のドル売り」と言われるようになりました。しかし現在でも世界で行われる為替取引きの大部分が米ドルと関係しており為替相場を動かす最重要指標は米国のファンダメンタルズです。FX会社の取り扱い通貨ペアの数は10程度から100近く可能なところもあります。通貨ペア数が10以上でメジャーな通貨ペアは揃っているでしょう。20以上なら香港ドル等を取り扱っているところが多くなり、30以上になるとマイナー通貨の取り扱い数も増えてきます。※一般的には最低取引単位が1万のFX会社が多いのですが最低取引単位が1千の会社もいくつかあります。資金が潤沢にあれば良いのですがまず小額のから開始して徐々に増やしていくのが安全だと思います。

また近年ユーロが米ドルに次ぐ基軸通貨として注目が高まっています。そのためユーロ/円の取引量も増加しています。オーストラリアドルやNZドルが高金利通貨として人気なのはマスコミ報道でご存知だと思います。さらに外貨同士の通貨ペアが取引できるのがFXの魅力の一つで、米ドル/英ポンドや米ドル/ユーロなどの組み合わせを取り扱っているFX業者もあります。それらの通貨国に精通していれば選択してみる価値はあるでしょう。


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